【読了】親子で知的好奇心を伸ばす ネオ子育て

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きっかけ

私が普段から聴いているPodcastの番組に著者の方がゲスト出演されており、その中でこの書籍が紹介されていたので読んでみました。
私は書籍を読むときは、その書籍から何かしらフィードバックを得ようとしているのですが、
いくつか共感できるものがあったので、キーワードを抜粋した上で少し私見を述べてみます。

子どものやりたいことをサポートしながら親も同時に楽しむ

親自身があまり好きではなかったり楽しいと思えないようなことを、子どもが「やりたい」と言って一緒にやることはよくあります。
そういうとき、「子どものため」と思って親が我慢や遠慮しているのを子どもはよく見ていて、そうなってしまうと子どもも遠慮してしまい、結局誰も楽しめなかった、ということにもなりかねません。
割り切って親自身も一緒に楽しむことで、子どもも全力で楽しめるし、案外やってみたら楽しい、ということも結構あったりします。

子どもが調べられない情報を調べ、選択肢を提示することが親の役割

私の子育てのスタンスを一言で言うなら「子どもの自立を一番身近でサポートする」です。
親と子どもは別の人間であり、子どもは親の所有物とは思わないし生まれた時から一人の人間として接しています。(実際、状況によってはそれに反する場合もあるかもしれませんが、基本スタンスとしてはそのつもりです。)
将来的に訪れる人生の大きな選択(進路や仕事、住むところなど)は本人が決めたら良いですが、選択肢は幅広くもたせてあげたい。
例えるなら、どこか遠くへ行くときの移動手段として、子どもが徒歩と電車を考えているときに、「新幹線や飛行機もあるよ」と選択肢を増やしてあげる感じでしょうか。
最終的には子どもに決める権利があると思っているので、
結果として何を選んでもらっても構わないのですが、なるべく広い選択肢は提示してあげたいなと思っています。

子どもの様子をみているか?どんな話をするときに目が輝いている?

誰しも興味のあることとないことへの反応の差はあるもので、子どもの場合は大人に比べると興味の移り変わりが激しいもの。
子どもの様子をよく観察して、そのときどきで興味のあるモノや情報を与えてあげないと、興味のないものを押し付けても全く手を付けずに捨てる/売るなんてことはよくあります。
ただ、子どもが興味を持っていないものを興味を持てるように、親がうまくプレゼンするのはありだと思います。

親も情報をアップデートしなければならない

子育てに限らず、「このやり方が最善」とされていたものでも、研究が進んだり新しい技術やアイテムが出てきたりすると、時代とともに価値観や情報が変わっていくものです。
親としてはそうした変化についていけるように常に備えておくこと、子どもには「今はこれが正しいとされていても、この先もっと良い方法が出てくるかも」と、価値観や情報が変化するものであることを伝えておきたい。
実際、子どもと接していると、親よりも子どものほうが流行に敏感だったり、新しいものを抵抗なく受け入れているような感じがします。
そんなとき、親からすると、「また変なものにハマった」とか「自分たちの時代はこうだった」と否定してしまわずに、まずはその状態を受け入れた上で、自分が知らないことであれば調べた上で判断したいところです。

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Posted by hiro